──精神科医による、 Visual Snow(ビジュアルスノウ)に悩む方のための情報とサポート──
目の前に砂嵐のようなノイズが見える、視界を動かすと残像が見える……頭痛が頻繁に起こる、光がまぶしく感じる、逆に暗い所で物が見えにくい……
それはもしかしたらビジュアルスノウかもしれません。どれだけ辛い思いをしても、客観的な症状が見られないため理解されず、医療機関でも相手にされないことも。医療機関を受診する前に、当相談室で一度話してみませんか?
当相談室では精神科専門医が一からあなたの悩みにお答えします。片頭痛、うつ病、不安障害、発達障害、不眠症、日常生活やお仕事での悩み事、休職、障害年金のことなど何でもご相談出来ます。ビジュアルスノウと関係ない相談でも大歓迎です。ブレインフォグなどの未解明な病態にも可能な限り対応します
当相談室は医療機関ではありません。遠隔健康医療相談(オンライン相談)では診断、投薬など診療にあたる行為や患者様の状態に応じて罹患可能性のある疾患を列挙することが禁止されています。対面、メッセージ等での相談も同様の制約の下で行います。原則相談は1,2回程度で終了し、その後は医療機関を受診することを想定しています。(ご希望により長期相談も可)
はじめまして。私は精神保健指定医、精神神経学会認定専門医として多くの患者さんと向き合ってきました。その中で「Visual Snow(ビジュアルスノウ)」は医療者にも認知されておらず、孤独を感じている患者様が多いことを痛感してきました。統合失調症と診断され、大量の薬を処方された方をお見かけしたこともあります。こんな現状を打破し、より多くの方に一歩踏み出すきっかけとなることを願ってこの相談室を開設しました。豊富な臨床経験と専門知識を活かし、Visual Snowに関する正確で丁寧な情報を提供することをお約束致します。
「病院を受診しても相手にされない、誤診されていると感じる」「そもそも何を相談していいのか分からない」「子供の言ってること、もしかしたら当てはまるかもしれない」、そう思っている方はあなただけではありません。是非一度お越しになって下さい。
初期研修修了後、複数の精神科病院、総合病院で勤務。正確な診断、治療を心掛け、精神保健指定医、精神科専門医の資格を取得。老年精神医学会認定医も取得し、認知症や高齢者の精神障害にも従事。医療者にすらほとんど認知されないビジュアルスノウの患者さんを一人でも多く救うべく立ち上がる。
①「遠隔医療相談」によるオンラインでの相談、②対面での相談、③チャット、メール等でのメッセージを用いた相談を行います。予約は随時受け付けます。ビジュアルスノウ以外のご相談も承ります。 ※遠隔健康医療相談とは? 遠隔医療のうち、医師-相談者間において、情報通信機器を活用して得られた情報のやりとりを行い、患者個人の心身の状態に応じた必要な医学的助言を行う行為。相談者の個別的な状態を踏まえた診断など具体的判断は伴わないもの。(対面、メッセージでも上記に準じた内容となります。)
メールでのお問い合わせ→vss.mentalconsult@gmail.com
LINEでのお問い合わせ→@104ynvtk (ビジュアルスノウとこころの相談室)で検索してください
※LINEでのお問い合わせがスムーズです。
ご予約の際は、お名前orニックネーム、ご連絡先、コース(オンライン、対面、チャット)と内容、ご希望日時をお伝え下さい。確認次第、予約可能日時をお伝え致します。送金or振込が完了した時点で予約成立となります。予約前に必ず注意事項をよく読んで下さい。銀行振込、PayPayでのお支払い(現在調整中)がご利用になれます。 直近でのキャンセル、患者様都合での開始遅延ではキャンセル料を頂きますので、必ず早めのご連絡をお願いします。(3日前から前日は30%、当日は50%のキャンセル料を頂きます。)
※対面50分のみ複数名(2名以上)同時相談可:20%オフ
チャット相談は、遠隔医療相談もしくは対面相談との同時申込で20%オフ
Visual Snow は、人口の約2%が罹患すると言われ、視界に常時ノイズ(ちらつきや粒状のもの)が見える症状が続き、片頭痛やその他の随伴症状(残像・光過敏など)によって生活の質が大きく低下することがあります。2021年の東京五輪で金メダルを獲得した卓球の水谷隼選手もこの症状を理由に現役を引退してしまいました。現時点では明確な病因は判明しておらず、眼科や脳神経外科での画像検査でも異常が認められないケースがほとんどです。そのため、精神疾患とは言い難いにも関わらず、日本で使用されている疾病分類のICD-10ではF06.0(器質性幻覚症)と精神障害に分類される可能性があります。2025年3月になり、最新版のICD-11でVisual Snowがようやく診断基準に組み込まれました。
眼科や脳神経内科・外科では少しずつ認知度が広がっているもののまだまだ知らない医師が大多数で、精神科医ではほとんど知らないと思われます。そのため、多くの患者さんはどこにも相談できずに抱え込み、誤診されて不必要な治療を受けていることもあります。例えば、視界のノイズが幻覚と判断され、統合失調症と診断され、高用量の抗精神病薬を飲み続けている患者さんを実際にお見かけしたことがあります。ここまで極端なケースでなくても、抑うつ、不安障害、不眠症、発達障害などの精神症状の併存率が高いことが指摘されています。
Visual Snow の診断には客観的検査が存在せず、治療についても現在は研究段階の方法(薬物療法、視覚トレーニングや認知行動療法など)が提案されているに過ぎない状況です。海外の研究機関で研究が進んでおり、治療法の開発が期待されています。そもそも自分の症状がVisual Snowなのか分からないという方が大半だと思いますので、まずはご相談ください。